昔はあちこちにあったような気がするのだが、ここ数年あたり付き自動販売機をあまり見かけないなと思っていたら、かなり身近にあたり付き自動販売機を発見して、少しうれしくなった。どうせあたりはしないのだが。
しかし身近にあるとは言え、あたり付き自動販売機が最近減っているのも事実だ。もしかしたら絶滅の危機に瀕しているのかもしれない。どうせあたりはしないがこれは問題だ。このままでは一つの文化が終わってしまうのだ。
まさか知らない人はいないと思うが、あたり付き自動販売機というのは、ジュースを購入するとピピピピピピッとか音がして抽選が始まり、あたればジュースがもう一本もらえるというものだ。そこで返金レバーを引いてもお金は返ってこない。それどころか毒針が飛び出す仕組みだ。どうせあたりはしないのだが。
記憶の中の当たりつき自動販売機は、ダイドーやサンガリアやビーボだ。この写真もダイドーだし。サントリーやコカコーラもあったかもしれないが記憶には無い。そう考えると、最近ダイドーの自動販売機自体をあまり見ない気がする。サンガリアとビーボに至ってはもう倒産したんじゃないかとさえ思う。ビーボはもう無いよね?
ダイドーの自動販売機がなくなるのもそれなりに寂しいけど、あたり付き自動販売機がなくなるのはもっと寂しい。なのでコカコーラやサントリーもあたり付き自動販売機を設置するといいと思う。
いや、何も飲み物だけではない。あたり付き自動販売機にはまだまだ可能性がある。
・駅トイレのチリ紙(あたりが出たらもう1枚)
・切符(あたりが出たら)
・エロ本(あたりが出たら無修正)
・おみくじ(あたりが出たら大凶)
・煙草(あたりが出たら肺ガン)
・生卵(あたりが出たら孵化)
・カップ麺(あたりが出たらお湯増量)
・コンドーム(あたりが出たら何かすごいのが)
自動販売機で売られているものの種類だけ、あたり付きの可能性はある。むしろ自動販売機はあたり付きにするべきなんじゃないのか。あのピピピピピッてなってる間を待つ時間も現代人には必要だろう。
あたり付き自動販売機はコミュニケーションのない自動販売機に訪れる幸運と癒しの瞬間だ。どうせあたりはしないが。