今月頭に釣りたてのマグロカツオを食べるという機会に恵まれた。中でもシブワという、すぐに痛むために世の中に流通することがないというカツオを食べることができたのはまさに幸運だった。粘りがあって味が濃くてたまらない美味さだった。
いつも思うのだが、このカツオもマグロも他の魚も、美味しいからこんなにも釣り上げられて人間に食われるわけだ。美味しいけどこいつらは馬鹿だな。コレだけ長い時間、人間や人間以外の生き物に食われ続けたのだから、いい加減まずい味に進化すりゃ良いのに!固体の知能以前に、種全体が馬鹿だ!美味しく家畜化された陸の生き物と比べて、天然物の方が美味い魚はやっぱり馬鹿だ!
そう考えると当然、古代から進化していない生き物のことが気になる。そう思って
シーラカンスについてWikipediaで調べてみた。
シーラカンスの肉には、ワックスが入っており、沢山食べると下痢になってしまう。日本の魚類学者である末広恭雄によれば、肉は味のない歯ブラシのようで水っぽくて不味いらしいとのこと。
やはりシーラカンスの肉はまずかった!自分の考えは間違ってはいなかったんだ!いや、確かに自分の考えは正しかったのだが、そんなことがどうでもよくなる事実がこの説明文には書かれている。
「味の無い歯ブラシのようで水っぽくて不味い」
味の表現として、歯ブラシのようだというのははじめて聞いた。今後も間違いなく聞く事は無いだろう。
とりあえず、二つの事実がわかった。ひとつは「シーラカンスは味が悪いから生き残った」ということ。そしてもうひとつは「シーラカンスの肉は、歯ブラシ」ということだ。わかったからどうだって感じだが、とりあえずわかったんだから良いじゃないか。