中野の鼻
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うごメモつくった
もう一つDSウェアの話題を。
うごくメモ帳というアプリも公開されていて、メモ帳とか言ってるけどパラパラ漫画製造アプリみたいなものです。色は2色、カメラも使えるけどやっぱり白と黒しか表示しない、そんな昨日の少なさがかえって燃えるような遊び道具です。
で、うごメモを投稿できるサイトもあって、DSから直接投稿したり閲覧したり、PCから閲覧したりコメントつけたり色々できる。
うごメモはてな
せっかくだから中野もいくつか作ってみた。
ちゃんと貼れているんだろうか。ちなみに中
野のほかのうごメモはこっち。どうでもいい物をいっぱい作ってる。
うん、これは面白い。メモを作るのも面白いし、投稿するのも面白いし、人の作品を見るのも面白い。うごメモにはかなりの可能性を感じる。
AQUARIOが面白すぎて困る
12月24日からDSiウェアの配信が始まった。DSiウェアとは、DSiをネットに繋いでダウンロードするアプリケーションのことだ。ゲームがあったり、うごくメモ帳のようなツールがあったり。
そのなかに登場した、
AQUARIOというゲームがもう面白すぎて困る。あ、公式サイトは音が出るから気をつけて!
このゲームは、いわゆる「色ブロックをそろえて消すゲーム」なんだけど、たてに3列並んだブロックに、横から違うブロックを押し込んで、反対側からはみ出たブロックをまた違うところに押し込む、というような右へ左へと交互に動くゲームだ。
縫い針のように動いているイメージでいいだろうか。あるいは古代ギリシャの牛耕文字をイメージするとわかりやすいよね。
横からガスンと入れて、反対からまたガスン。この単純な動きで色をそろえていく、ただそれだけ。
このゲームがもう、中毒性が高すぎて困る。やめられない!
ダイバーが海をもぐっていくという設定で作られていて、制限時間が近づくと画面が上のほうから徐々に暗くなっていくのだが、これがまるで意識が遠のいていくかのような演出でとても緊張感がある。同時に音楽も低くくぐもったものに変わり、プレイしているといつの間にか息が詰まっていることがあるほど。
そしてもう意識がやばいって時に力になるのが、アイテムブロック。たまに出現するこのブロックを3つ並べると、一気に画面にかかった黒い霧が晴れる。音楽もこの瞬間すっきりと元の音楽に戻る。
ゲームオーバー寸前でアイテムブロックをそろえた瞬間の気持ちよさはまさに、窒息寸前でギリギリ呼吸が出来たときのようだ。なんか出そうなほど気持ちいい。
たまに実際に息が詰まってたりするから、本当に呼吸できて気持ちがいいのかもしれないが。
単純で奥深いゲームシステムと、演出によるカタルシス。そして海底をモチーフにされたグラフィックと耳に流れる透明感のある音楽。
ほかのDSiウェアはうごメモくらいしかやってないけど、このAQUARIOの面白さはかなりガチだ。なにをダウンロードしようか悩んでいる人はぜひとも検討してほしい。一緒に窒息しかけようぜ!
クリスマス門松
いつも楽しいデイリーポータルZに、ともすれば罰当たりに見える記事が掲載された。
クリスマス門松(クリス松)のススメ
門松をクリスマス的に飾ることで、年末から年始まで出しっぱなしでOKな便利アイテムの出来上がり!さまざまな文化を吸収し、いいところを取り入れていく、そんな日本ならではのすばらしい記事だ。
と、実はこのネタは、中野がまだ大阪にいたころにやったものなのだ。さすがに10年以上前なので写真などはないが。
ほそいあやさんとお話しするうちにその話題になり、デイリーポータルで使ってもらえることになったのだ。
こうしてネタが自分の手を離れ、大きく成長しながら広がっていくのは、非常に喜ばしいことだ。
しかし、中野は適当に江坂のハンズで買った小さい門松にクリスマス飾りをあしらっただけの簡単なものだったのだが、このほそいさんのクリスマス門松はすごいぞ。なんと言っても竹から作るという本格クリスマス門松だ。いや、クリスマス門松という時点で本格も何もないんだけど。
さすがのこの完成度、ご家族の方も納得されたらしく、今でもほそいさんの自宅前に堂々と設置されているらしい。玄関に置くことも許してもらえず、自室に飾っていた中野とは大きな違いだ。
ちなみに上の写真は、数年前に
美少女くんが作ったクリスマス門松。渋く厳かにまとまったほそいさんのものとは違い、絢爛なものでありながら、これも見事なクリスマス門松だ。こうして生まれ変わるたびにより大きくより美しく進化していくのを見るのは非常に喜ばしい。
ほそいさんの作ったクリスマス門松もいいが、それ以上に注連リースがすばらしい。これは素直に感動すらしてしまった。
クリスマス門松。ぜひとも日本の新しい風習として定着してほしいものだ。日本ならきっと大丈夫だ。七福神と一緒にサンタが宝船に乗ってたりしても、いいじゃないか!
LSD vs ゆめにっき 買ってくれる人どれくらいいるの?
何度かここでも告知をしている、
LSD vs ゆめにっき ~サイケデリックゲーム読本ですが、この本の発行部数について編集長たる町田メガネさんが悩んでおります。
LSDの10周年と聞いて買う人 → 1人いるのか?
ゆめにっきの熱心なファン → 文字ばっかりの1000円本を買うのか?
という、はじめからわかっていた問題点に加えて新たな問題が浮上しました。
印刷代が予想以上にかかる → 原価割れ
具体的な数字は出さないけど、まあ全部売れても赤字という状況だそうで。といっても町田メガネさんはそんな原価割れ本を何度も出してきた勇者なのですが。
本当にどれくらい需要があるのかまるで予想がつかないと。なんで、ここを見ている人で、もしすでにこの本を入手する予定の人がいた場合は、軽く宣言などして欲しいのです。簡単な予約くらいのつもりで。
つまり、町田メガネさんが発行部数を決める参考にしよう、というわけですね。
あと、LSDやゆめにっきを取り巻く同人事情に詳しい人がもしいたら、どの程度の需要があるのかの情報も教えて欲しいな。
「ゆめにっきは人気ジャンルだ、100冊は堅い」
「LSDファンがどれだけこの10周年を待ったと思ってる。500は軽い」
と、こんなデタラメを書かれると鵜呑みにしてしまうのでやめてね。
まあ、いつも中野の本を買ってくださる素敵な方々や、このサイトをいつも見てくれている方々の中で、LSDやゆめにっきやその他さまざまなサイケデリックゲームに興味があるという人がいたら、ぜひとも手にとっていただきたい本に出来上がってきております。
現時点で中野の原稿が一番枚数ありそうな感じなので、中野のノリを気に入ってくれている方になら、比較的胸を張ってお勧めできる、そんなどこに出しても恥ずかしい本が完成する予定です。
ほんと、発行部数の参考にしたいんで、やさしい購入予定者さまの降臨をお待ちしてます。
せっかくなんで本の一部もここに貼っておきますね。
あ、漫画はちょっとだけです。メインは文章です。
必死のパッチ
関西弁だけなのだろうか、必死のパッチという言葉がある。文字通り必死になって何かをするときに使う言葉だ。
「必死で勉強する」
普通ならこういえば済むところなのだが、なぜかこういうのだ。
「必死のパッチで勉強する」
使っていながら、どうにも意味がわからなかった。というか意味を考えずに、そういうものだと思って使っていた。必死のパッチ。必死のパッチ。なんとなく語呂がいいから使われる言葉なのだろうか?
そう思っていたのだが、最近パッチという言葉を良く聞くようになったことに気が付いた。そう、パッチプログラムとか修正パッチとかのパッチだ。
>パッチ(patch)とは、コンピュータにおいてプログラムの一部分を更新してバグの修正や機能変更を行なうためのデータのこと。
ネットで最も信頼できる百科事典(笑)であるWikipediaを見るとこうかかれていた。
なるほど必死のパッチとは、必死で物事に取り組む姿勢にみずからを修正してくれる更新プログラムのことであったか。
そうなるとおそらくは必死のパッチ以外にも、社交のパッチとか度胸のパッチがあってもいいはずだ。どこでこの修正パッチはダウンロードできるんだ。
できればハンサムのパッチとか金持ちのパッチとかがいいんだけど、これはないの?ちょっと、どこの製品か知らないけど中野人生のセキュリティホールに対策してくれよ!バージョンアップでもいいから!インストールしなおすからさ!
アイコンタクト
電車の中で、隣に座った女性二人組みがオタクだった。極力回りにわからないように、オタクならピンとくる暗喩やスラングを駆使して、オタク用語を直接口にしないように会話を進めていた。
外見的にはオタク的なものは感じない女性二人だった。別に盗み聞きをしていたわけでもないし、中野が音楽を聴いているその合間合間に聞こえてくる会話だけだが、同じ世界に生きるものならば誰でもがわかるような、そんな会話であった。
会話もへんにテンションをあげることなくなんでもない世間話のように進めていて、おそらくは職場などで正体を隠しているのではないか。
やれ、年末のお祭りがどうした、掛け算がどうした、執事がどうした、とか。…こうしてみるとあまりカモフラージュできてないような気もするが、うまく聞き取れた中から特徴的な単語を抜き取って書いているからそう思えるだけだろう。
ふと見ると、その女性たちの向こう側に立っている男性が、その会話の意味を理解した目で立っている。手にした携帯を操作していない。たまに他の人にもばれそうな単語が出ると、心配するかのような目で他の乗客を確認したり、メガネの向こうの目の動きだけで。
その男性と目があった。二人はほぼ同時に一瞬だけその女性たちを見て、本当に軽く微笑を浮かべ会釈した。
それっきり目を合わせることはなかった。
少し気味悪く、少し居心地が悪く、でもすこし快適だった、そんな一瞬。
LSD vs ゆめにっき ~サイケデリックゲーム読本~
さて、今月末のまんが祭で発行される本「LSD vs ゆめにっき ~サイケデリックゲーム読本~」の表紙ができたので、ここらでもう一度告知をします。
LSD vs ゆめにっき ~サイケデリックゲーム読本~
世界初にして世界最高クオリティを誇るドリームエミュレーターLSDがこの世に出現してから、はや10年が経ちました。そんなLSD10周年を祝うと同時に、LSDの10年の歩みを再確認してみたりする本です。
さらにはLSDの正当な後継者ともいえるゆめにっきも含めた、さまざまなサイケデリックゲームをも解説し、ゲームにおけるサイケデリックという概念を理解する。
・サイケデリックゲームとは何か?
・ドリームエミュレーターLSDが遺した文化的価値を振り返る
・はたしてゲームは、ティモシー・リアリーの意思を継いでコンピューターを21世紀のドラッグたらしめることは出来るのか?
・スーパーマリオに顕著に表れるサイケデリック表現を検証
そんな、壮大な一冊になると思われます。私も書いてるけど基本的に私の本じゃないから好き勝手言ってます。
ちなみにLSDと言っても、薬物のLSDのことではありません。
LSDやゆめにっき、その他あらゆるサイケデリックゲームが好きな人にお勧めしたい一冊です。
1日目28日(日曜日) 東ホール "ヒ" 09-b サイケ
お待ちしております。
4ページ見開き
今週の少年サンデーに、非常にムチャなシーンが掲載されていた。金剛番長の中で登場した、連続見開きだ。いや、見開きページが続くことなんかバトルシーンの多い漫画などでは全然無茶でも珍しくも無い。ましてや無茶の多い金剛番長だ。
問題は、その二つの見開きが横につながっていたことだとおもう。皆さんもぜひお手元の少年サンデーを開いて金剛番長を読んで欲しい。金剛番長が技を繰り出す見開きの次に、マシン番長がその技を食らっている見開き。独立した見開きにもなっているがこれは明らかにつながった一枚の絵だ。
4ページ見開き。さすが金剛番長。やってくれるぜ。
しかし中野はつい最近にも、4ページ見開きを見た。しかもバトル漫画でもない作品で。
それは、
ムダヅモ無き改革という麻雀漫画だ。中野は麻雀はよくわからない。むしろ嫌いだ。憎いといってもいい。そんな中野だが、この漫画の面白さは認めよう。非常に面白い麻雀漫画だ。
この作品の終盤、主人公の小泉総理は自らの技の威力の凄まじさにその身を焼かれながら麻雀を続け、その力を持って雀闘に勝利する。そのシーンに、見事なまでの4ページ見開きが使われている。
このとおり、ちょっとどうかと思うほどの勢いでアガリの瞬間が描かれている。
何がすごいって、上の画像は加工してつなげてみたけど、普通に本で読んだら、主人公の顔がそれぞれのページに半分ずつしか入っていないのだ。金剛番長とは明らかに異質だ。漫画の常識とかどうでも良くなっている。
あまりのことにこの本を中野に託してくれた町田メガネに問うてみた。
「あそこ雑誌掲載時は折り込みページか何かになっていたんだよな?」
「雑誌にもあのままで掲載されていた…ッ!」
「なん…だと…!?」
中野はムダヅモ無き改革より古い4ページ見開きを知らない。もし存在しないとしたら、この作品はその点だけでも歴史に名を残す作品になると思う。もしもっと古い4ページ見開きを知っていたら教えて欲しい。
そんなムダヅモ無き改革を中野はぐっと一押しする。そして金剛番長も面白い。爆勝だ。どちらもぜひ一度読んで欲しい作品だ。
この間見た夢
夢を見た。その内容が面白かったし、夢なのにちゃんと完結したので、一気にパソコンのメモ帳に記録をした。
寝ぼけて書いたからか後で見返したら文章がめちゃくちゃだった。修正して、でも内容には脚色せず、夢日記をここに掲載します。
昔話やおとぎ話のような世界だった。
中野には年頃の娘がいる。娘は美人だが男運が無くて、しかも親が中野だということでモテなかった。中野はなにやら強そうな男を何人も連れていて、悪いことをする集団の頭領だった。
高名な占い師に娘の結婚相手を占ってもらったところ、娘の結婚相手には、あの雁しか考えられないと、くちばしの真っ黒な雁を指差した。
中野と娘は「そういうこともあるかもしれん」というが、中野の周りの屈強な男は占い師を怒鳴りつけた。みんなが占い師を殺しそうだったから、占い師と別れることにした。 雁は娘が連れて行くことにした。
雁と娘と中野と屈強な男たちは、雪の中困っていた。するとなぜかそこは悪い大金持ちの家で、悪い大金持ちはなにやら肉を食べている。見ると雁がいない。
「上手い雁だなあ」
悪い金持ちがそういって笑った上、兵士を呼んで身を守ったけど、兵士はなぜかみんな土で、中野の連れていた屈強な男も本当は石だった。
中野は悪い金持ちにその石をたらふく飲み込ませたら、悪い金持ちは中野の家来になった。
でも雁は帰ってこない。雁を愛していた娘は悲しみのあまり足になってしまった。
悪い金持ちだった家来は口から石をいっぱい出す。口から石を飲んだからあたりまえだ。その石はなぜか人々に良く売れた。壺に石を入れてそこに足を入れると健康になるらしい。
なので中野は何度も娘を石といっしょにつぼに入れてやって、娘は喜んでいた。足だけなのに。
いつのまにか娘がいない。足だけになったから雪の下に埋もれたのかもしれない。必死で探していたらあたりはいつのまにか雁がたくさん。その雁の中に一羽こっちを見ている雁がいた。その雁は娘だった。
娘の横には、くちばしの真っ黒な雁。
「隣にいるのは、あのときの雁か?」
無言でうなづく娘雁。
「ああ、良かったなあ。やっと娘を嫁に出してやれる」
二羽の雁を抱いて転げまわって喜んでいたら、いつのまにかあたりは春だった。
暖かくなったので、雁は寒い国へ渡っていってしまった。娘は中野の下を離れていった。
ここで目がさめた。起きた時は、娘が好きな雁と何の問題も無く結婚できるようになって本当に良かったと、本当に嬉しかった。
数秒後、夢だと気が付いた。