中野の鼻

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コブラ(鳥類)

 新宿紀伊国屋書店南口店の前を通りがかったとき、ふと見るとそこに、左手にサイコガンを持つ男がいました。
 
コブラ
 
 いやー、今ってsuicaってタートル号にも乗れちゃうんですね。
 
綾波コブラ
 
 ちなみに隣には綾波さん(鳥類)がいました。

 いやー、今ってsuicaでエントリープラグにも入れるんですね。

 すばらしいディスプレイだと思います。いやホントに。JRから怒られたりしそうだけど。
[鼻文章] Posted by 中野 at 2008-10-21 09:05:27 - コメント(4) - トラックバック(0)

男の運動会漫画

 10月といえば運動会シーズンだ。それは何も小学校や中学校だけでなく、実にさまざまな世界の人々が運動会というフェスティバルを楽しんでいるのだ。
 
極道運動会1
 
 それを証明しているのが、今週の漫画ゴラクに掲載されている特別読みきり「極道運動会」だ。極道と呼ばれる男たちによる、血で血を洗うスポーツ決戦。運動会に魂を燃やす極道たちの姿が描かれています。
 おそらくは日本のどこかで実際に行われた極道運動会にひそかに忍び込んで取材をした、いわゆるルポ漫画と呼ばれる部類のものなのでしょうが、作者の圧倒的技量がそれを感じさせない作品に仕上げています。

 …もうね、この見開きを開いた瞬間に噴き出したよ。面白すぎだ。
 
地獄のエンゼル殉死
 
 極道家業は命がけ。なにもそれはシノギに限ったことではない。たとえ運動会であったとしても、男と男の戦いはいつだって命がけなのだ。
 一人の男が、棒を守って死んだ。確かに競技は棒倒しだったが、江田が守ったものは棒じゃない。男として、どうしても譲れない何かがそこにあったのだ。

 …なんだこの漫画。極道なのに地獄のエンゼル。しかもなんか「ル」だけ小さい意味もよくわからん。
 
極道綱引き
 
 古くは古代オリンピックであるオリンピュア祭典競技会でも行われたという、由緒正しき男の対決様式、綱引き。当然21世紀の極道にとっても、この闘いに負けるわけには行かない。
 しかし、このままでは敗北が決定してしまう!ちなみに右側が主人公。
 
極道勝敗決定
 
 しかし!ここでまさか敵の頭の血管から大出血!そう、この男もまた、男として譲れない何かを抱えてこの闘いの場に挑んでいたのだ!

 …まさかの展開。普通頭からこれくらい出血するほどに綱引きでリキんだら、どう考えても先にほかの場所から出血してると思うのだが。
 そうして極道運動会の優勝が決定するのだが、極道的にそんな拾い物のような勝ちで納得できるものなの?

 そんな今週のゴラクに掲載されている読みきり漫画。かなり適当に紹介したのでアレだけど、読むと意外とちゃんとしてるのでぜひとも読んでみるといい。
 やはり中野も30を過ぎて、漫画ゴラクとか漫画サンデーとかが面白く感じられるようになった。漫画読みとしてのレベルが上がったということかもしれない。ヤクザ漫画が多いのが気になるけど、それゆえに極道運動会のような作品にも出会える。

 やはりみんなもゴラクを読もう。いわゆるおっさん漫画誌を読もう。きっと予想外の面白さにびっくりするはずだから。
[鼻文章] Posted by 中野 at 2008-10-20 11:39:05 - コメント(0) - トラックバック(0)

26日にまたNiftyカルチャーカルチャーでのイベントに出演します

 先月15日にも出演させていただいたNiftyカルチャーカルチャーのイベントですが、今月も出してもらえることになりました!やったー!!
面白コミュナイト10/26(日)
Open 17:30 Start 18:30 End 20:30 (予定)
会場:お台場・東京カルチャーカルチャー
前売券/\1,500 ・当日\2,000(飲食代別途必要・ドリンク\500~)
※前売券は全国ローソンチケットhttp://l-tike.com/にて1人6枚まで購入可能で
10/11~発売(Lコード39803)
 今回はぜひとも見に来たほうが良いですよ。なんといっても出演者がすごい。なんとヨシナガさんとDJ急行さん!ヨシナガさんはあの僕の見た秩序。の管理人であるところのヨシナガさん!そしてロフトプラスワンで数々のイベントを成功させたDJ急行さん!

 …なんでこんな場に中野が…ッ!

 キン肉マンでいうところのジェロニモの気分で挑む所存です。ウララー。もしくはハチワンダイバーの鬼将会だったマムシ。

 ちなみに前回のイベントの様子は、カルチャーカルチャーの店長シンスケ横山さんがブログに書いてくれています。ぜひそちらをご覧ください!

 がんばって準備します!というかしてます!皆さん来てください!ローソンチケットで買うのが面倒な場合は中野に一声かけてくれれば当日清算の前売り券を用意してもらいます!

 うおー、今から緊張してきたー。これはきっとビッグイベントになる予感。少なくとも中野の中ではビッグイベント。
[鼻文章] Posted by 中野 at 2008-10-09 22:01:00 - コメント(0) - トラックバック(0)

新宿紀伊國屋アドホックにて

 紀伊國屋書店の漫画売り場であるアドホックを見ていたときに発見したもの。
 
イキガミ
 
 …わざとやってるだろこれ…。

 悪意があるとしか思えない配置にちょっと惚れそうになる。悪意も含めて、ここの店員は漫画のことをわかっているな!と思わせる。

 と思ったけど、もしかしたら違うのかもしれない。
 
いきがみ2
 
 これ、もしかしたら何の悪意もなく、素直な気持ちで「ちゃんと並べておいてあげないと」と考えて置いたんじゃないかという気がしてきた。同じ親を持つ兄弟漫画みたいな感じで。板垣恵介の餓狼伝と谷口ジローの餓狼伝を並べておくみたいなノリで。

 みんな、いいかい?イキガミと生活維持省は内容が似てるだけだよ!ライオン王とジャングルの大きな帝みたいな感じ!
[鼻文章] Posted by 中野 at 2008-10-07 22:17:03 - コメント(0) - トラックバック(0)

尿意の保険

 人間である以上どうやっても避けられないものがいくつかある。その中でももっとも不可避なもののひとつが尿意だ。尿意を避けるのは無理だ。尿意を無視するのは可能だが、そうすると大きな代償を支払うことになる。
 成人用紙おむつとか装着すれば無視し放題だけど、その場合はおむつ装着の時点で結構大きな代償を支払っている気もする。少なくとも必要に迫られて装着しているんじゃなく個人的な趣味での装着なら、それはもうすでに代償を支払ったあとの人生だと思う。いろんなものを失っている。

 もうひとつ不可避なものとして、睡魔がある。こいつも手ごわい敵だ。名前に魔と付けられているだけのことがある。ほかの不可避な欲求にこんな恐ろしい漢字が使われているものはそうあるまい。飢餓魔とか言わないし。魔羅はちょっと違うし。

 そしてこの不可避な欲求二つが組み合わさったときの恐ろしさといったら半端ではない。尿意が先に攻めてきたときはいいが、睡魔に敗北してから尿意だとこれはちょっと困る。
 大体の場合は睡眠中でも尿意はいったんこっちを起こしてから勝負を挑んでくれる。この辺は紳士的だ。でもたまに睡魔がそんな尿意の騎士道を認めようとしない。

尿意「駄目だ!寝首をかくようなまねをして言い訳があるまい!」
睡魔「うるせえよ、せっかく寝てるんだからこのチャンスを見逃すんじゃねえよ」
尿意「おのれ外道…誇りを失ってまで勝つ意味があるのか!」

 そうして尿意が睡魔に説得され誇りを失ったときに生まれる悲劇が、おねしょだ。

 おねしょはそんな尿意と睡魔の協力技でもあるが、こいつらは夢という武器まで使って襲い掛かってくる。夢の中でトイレが登場し、そこで油断させるのだ。どこまで外道なんだ、それで良いのか尿意!誇りを取り戻せ!
 本当にリアルな夢を見せておいて、尿意を感じたところで夢の中でトイレに向かわせる、そんな恐ろしい戦術を使ってくると、人間としては手のうちようがない。意外と夢内で泌尿器を使ってもリアル泌尿器の開放に至っていないことがあるけど、それにしたって恐ろしい事態だ。

 用心には用心を重ね、現実世界から対策をしておく必要がある。ということでここ最近中野は、尿意を感じたときに一度このように念じている。

「もし夢だったらやばい。目を覚ませ中野!!起きろ!!」

 今はまだこの習慣が実際に役に立ったことは無いが、いざというときの備えなんてものは実際に役に立たないほうがいいのだ。きっといつか中野が夢で尿意を感じたとき、この備えが生きてくるはずだ。

 いつかその状況になったとき、きっと尿意の騎士道と誇りを取り戻してやることができるに違いない。
[鼻文章] Posted by 中野 at 2008-10-05 14:06:01 - コメント(2) - トラックバック(0)

ランチパックの車内吊り広告

 こういうのを見つけたので、つい撮影してしまった。
 
男の朝食
 
女のランチ
 
 うん。この広告がいい広告かどうかはよくわからないけど、電車の広告というのはこうやってなんとなく読むことができる広告がいいと思う。

 どうでもいいが、ランチパックはさっさとマーガリンオンリーを出せばいい。シュガーマーガリンとかメープルマーガリンまできたんならあと一歩だ。早く出してくれ。
[鼻文章] Posted by 中野 at 2008-10-03 15:23:07 - コメント(0) - トラックバック(0)

すりーさん単行本とWebの比較をしてみました

P.S.すりーさん (GAME SIDE BOOKS)
 PS3を買ったわけではありません。P.S.すりーさんの単行本をゲットしたのです。あ、アマゾンにリンクしてるけど結構あちこちでkonozamaってるみたいなので書店で買うと良いよ!

 知らない人のために解説すると、IKAのマホ釣りNo.1というブログに掲載されていた、ゲームハード業界をアイドル業界とアレして、うまい具合にアレしちゃった素敵な漫画が、不思議な運びで出版されたんだとか。
 描き下ろしページはともかく、ブログから持ってきた漫画は全部Windowsのペイントで描かれていると言う、たぶん前代未聞な漫画本でございます。あと可愛い絵とは裏腹に骨太なゲームネタがどっさりとちりばめられていて、ゲームな人ならきっと満足できます。
 タイトルからわかるように、ソニーから発売されているあのハードの不幸な生い立ちというか環境を漫画にしたら、なんだかあのハードのことが愛せそうになりました、みたいな本です。ゲームハード関係のネタが好きなら買いです。サムシング氏のセゲいちとか、吉崎観音氏のビットファイターとかが好きだった人なら見ておくべき作品です。というかブログを見てピンと来たら買うべし。

 やっぱりブログでやってるときと印刷物として流通させるときとでは勝手が違うようで、いくつか細かい修正などが見られます。それでも全部掲載できたのはすごいけど。
 そこで、描き下ろしの20ページ以外のページの、ブログ掲載時との修正点比較をやってみます。あと解説に載ってなかった気になる部分の突っ込みもやります。ぜひともすりーさんの本片手に読んでください。
[鼻文章] Posted by 中野 at 2008-09-30 14:00:35 - コメント(0) - トラックバック(0)

今週のふぐマン

 今週のスーパージャンプのふぐマンを開いて、あまりのできのよさに噴いた。
 
ふぐマン
 
「フグ中毒!」



 ……狙ったろ、編集部…。
[鼻文章] Posted by 中野 at 2008-09-22 21:56:00 - コメント(2) - トラックバック(0)

ふぐマンが注目だ

 スーパージャンプで徳弘正也氏が現在連載している「ふぐマン」という作品。ターちゃんの後、「狂四郎2030」や「バンパイア」を連載し、ストーリー重視の漫画にシフトしてしまったと思われていた徳弘氏が、10数年ぶりに描くギャグ漫画だ。
美女の前では上がり症のため、全く話が出来ない男・虎ノ助が主人公。
いつも美女の前では話が出来ずに、ダッチワイフを彼女に38年間童貞を守り通すことに。
しかし虎ノ助は超一流の科学者、友人の勧めでモテるために遺伝子組み換えを行うことに…
 連載開始前に発表されたストーリーはこんな感じ。

 現在虎ノ助は、虎の遺伝子を体に組み込むはずが手違いで虎フグの遺伝子をゲット、気づかずに自信に満ちたまま女性と初のキスを体験する。実はこのとき、唾液にテトロドトキシンが含まれていて女性は毒で痺れるのだが、この痺れを違う痺れだと勘違いしてそのまま関係を持ったりする。

 もしも他人の体内に虎ノ助の体液が一定量以上混じってしまったら、死んでしまう!やばい!どうする!どうなる!

 その女性とそのまま童貞喪失体験も果たすのだが、女性は死なずにすむ。きっちりコンドームを装着したからだ。

 つまり、この「ふぐマン」という漫画は、避妊具の重要さを伝える作品なのではないだろうか。確かに今まで性をテーマにした漫画はいくつもあったし、それこそ徳弘氏の得意ジャンルだ。しかしそれらの漫画で避妊について語られたケースをあまり知らない。あってもさらりと触れるだけだった。
 現在漫画アクションで「鈴木先生」が避妊についてドロドロとした話を展開している。ほかにも避妊について触れる作品というのはどこか重さを感じなくもない。そう考えると避妊の重要性をギャグで描いた漫画はもしかしたらこの「ふぐマン」が最初になるかもしれない。

 史上初になるかも知れない、避妊ギャグ漫画。

 正直言えば「バンパイア」の近未来編あたりはちょっとついていけなかったが、「バンパイア」昭和編と「狂四郎2030」であれだけの物語を生み出しつつ、ギャグも忘れなかった徳弘氏の久しぶりのギャグ新連載。

 これは期待せざるを得ない。なんとなく短命そうなところも含めて。
[鼻文章] Posted by 中野 at 2008-09-22 12:37:01 - コメント(4) - トラックバック(0)

カラスヤサトシ「おのぼり物語」を読もう

おのぼり物語(バンブーコミックス)
 カラスヤサトシの「おのぼり物語」を読んで、非常に感動してしまった。よもや4コマ漫画でここまで感動させられてしまうとは。まんがくらぶ連載時から感動的な内容ではあったが、単行本としてまとまるとここまでの力を得るのか。

 これは、カラスヤサトシ氏の最高傑作かもしれない。

 カラスヤ作品の魅力とは、笑いの向こうに透けて見える闇だと思う。そしてその闇がすべてカラスヤ氏の体験談であることの凄味と臨場感。その凄味をなんでもないことのようにさらりと描いてしまうことも。
 今作品は、今までと反対側からの視点で見た、もうひとつのカラスヤサトシだと思う。闇の向こうに見える面白さ。いや、もっと接近して、闇のなかから見た面白さなのかもしれない。これはカラスヤ氏の視点なのか。
 今までのカラスヤ作品は、カラスヤ氏本人の奇行などを、読者の目をしっかりと意識して紙の上に再現しているような、プロの手によるエンターテイメントであった。今作はそこをあえて覆し、それでもやはりプロの仕事としてきっちりと仕上げている。いやこれがプロとして仕上げようとしたものなのかカラスヤ氏の才能によるものなのかは判断つかない。
 なんとなく上京したカラスヤ氏の不安と孤独と闘争。今までの作品では匂わせるにとどまっていたそれらの要素を中心に、漫画「カラスヤサトシ」の再誕生だ。

 その孤独や不安を、そのままに感じそのままに描くその姿勢に、「咳をしても一人」「墓の裏に廻る」などの自由律詩を残した尾崎放哉を思い出した。さらにそこに、カラスヤ氏独自の世界が加わり、ひとつの文学と呼べるものになっている。

 といってもやはりカラスヤ作品なので、カラスヤ氏らしい独自の笑いはいくつもあり、軽い気持ちでも読めるだろう。しかし、この本に潜む力は普通は見逃せないと思う。
 ぜひとも一度は読んでほしい。本当は「とにかく買え」と言いたい所だが、まずは読んでみるところからはじめるといいと思う。漫画で描かれた詩集であり、4コマの形に最適化された文学だ。

 ちょっと誉めすぎたかもしれん。読んだ直後の興奮状態で書いたからなあ。
[鼻文章] Posted by 中野 at 2008-09-18 12:37:58 - コメント(4) - トラックバック(0)
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