なんか
エヴァンゲリオンの新作映画をやるそうですね。いまさらな感じもしますが、やっぱ観に行く人いっぱいいるんだろうなあ。前後編ですって。
さて、エヴァンゲリオンというともう今から11年前になるんですね。1995年ですよ。あのころ中野はキングオブファイターズからアメリカチームが消えて、絶望の荒野を彷徨ったりしていました。
中野はエヴァンゲリオンを放送終了後に全部観たのですが、これと言った思い入れはありません。でも、ひとつ忘れられないエヴァンゲリオンの思い出があります。
あれは9年ほど前だったと思います。中野は終電間際の西武線池袋行きに乗っていました。人の少ない車内で、同じ車両には中野のほかに酒気を帯びたサラリーマン2人組しかいなかったんじゃないだろうか。
年のころなら30代後半くらいの、そのサラリーマン2人は、エヴァンゲリオンの話をしていた。
「エヴァンゲリオンってテレビの漫画があって、これが面白いんだよ!」
テレビの漫画。中野はこの言葉をチョイスする人がエヴァンゲリオンをどう語るのか、ドキドキしながら聞いていた。
「まず何が面白いって、漫画なのに出てる人の背が高いんだよ!」
これだ。漫画といえば頭身の低いキャラクターの漫画しか知らないほど、漫画とは無縁な人。そんな人にまで知られているエヴァンゲリオンも凄い。
「しかも絵が綺麗なんだよ!」
絵が綺麗。彼が最後に見たテレビの漫画はなんだったのだろう。昔から絵が綺麗な作品はあったと思うのだが。
「で、内容はどうなの」
もう一人が質問した。確かに、やはり漫画にせよアニメにせよ、面白さを決めるのはその内容だ。ストーリーがつまらなければ出てる人の背が高かろうが絵が綺麗だろうが、面白いものではない。
「うーん、でっかいロボットがいて、毎回敵が出てきて…、まあ、ウルトラマンみたいなもんだよ」
素晴らしい。今までの話からは想像も付かないほどに、エヴァンゲリオンを正しく観ていると中野は思った。ちょいと感動もした。
アニメファンの考えるエヴァンゲリオンの魅力はどうせキャラの精神世界がどーたらこーたらとか、宗教的で斬新な世界観がなんとかかんとかとか、そういう事を言うんだろうけど、やはりエヴァンゲリオンの魅力はウルトラマンなのだ。
中野も始めてエヴァンゲリオンを観たときには、下からあまりアオらない遠目のカメラアングルに、ウルトラマンやゴジラと同じかっこよさを感じたものだ。
はたしてそのサラリーマンは、その後エヴァンゲリオンを最後まで観たのだろうか。最後までエヴァンゲリオンを楽しめたのだろうか。それが心配だ。
エヴァといえばドム(&イデオンの3本足)以来のヤンキーパープル全開な機体が一番の印象ですね。
やべえ ファーストガンダムとイデオンの頃は中野は生まれてないわけで。