5月8日の夜、秋葉原UDXビルで島村ジョーのチラシを発見した。見ると9日と10日に、機械系の最新技術が集うイベント「東北新大陸」があると。なんと前日に発見、これは神の啓示に違いないと感じ、夜勤明けに行ってきました。
11時半ごろ会場に着くと、有名な社交ダンスロボットが入り口に立っていました。
「次のロボットによるショーは12時半です」
なんという不覚。ちょうどショーイベントが終わったタイミングで来たようだ。まあ会場内を見て回ればちょうどいい時間にもなろう。
なんとなく、科学技術について何も知らないのにここに来た中野を社交ダンスロボに笑われている気がしつつ、会場内へ進んだ。会場内は最新科学が集結していた。
会場内でまず面白いと感じたのは、磁石にくっつく液体。
左が磁石を近づけたとき、右はちょっとだけ磁石を離したとき。
おおお、面白い!なんでも磁力と表面張力と重力の兼ね合いでこんな形になるそうですが、磁力ってのはこんな形で磁石から放射されていると考えておおむね間違いではないそうな。
なんか石油っぽい液体に、磁性を持ったものすごく細かい粒を混ぜて作るとか。ものすごく細かいって言っても多分石臼とかで作れるレベルじゃないんだろうな。ナノだよきっと!ナノってどれくらい小さいのか実感わかないけど!
これ、こんな見た目でもちゃんと液体だから、たとえば息吹きかけたらこの形のままで波立つんだよ!!
同じ液体の、もうちょっとその粒が大きい奴。大きいって言っても目で見てわからないくらいね。これに磁石を近づけると、磁石を近づけてないときよりも粘度が高くなる!かき混ぜるとなんだか重くなる!かき混ぜながら磁石を離すと、なんかうまく混ざったみたいな気になってくる。
そしてこれを繋いだ注射器に入れて、右の写真のようにする。この間に、写真のように磁石をおくと、注射器のシリンダーが動かなくなる。つまり中の液体が磁力でがっちり固まって動けなくなってるのね。これは不思議だ。
こういうのを、衝撃を吸収するための技術とかに使っているらしい。車のサスペンションの中にこれを入れて、道によって液体の固さを変えたり。すげー。
ほかにはマッハ25で飛ぶロケットで使ってたエンジンの内部公開とか、歯車の形になって無くても回るギアとか。特に右の歯車じゃなくても回るのは不思議。なんでもトラクションオイルという特殊な油を間に流し込んでいて、圧力がかかると摩擦しなくなるという不思議なオイルだとか。
あとはプレステ3を何台もスーパーコンピューターに繋いで、計算の効率を高める研究の映像とか、宇宙作業用のマニュピレーターの新しい操作システムのシミュレーターをやらせてくれるブースとか、かなり面白い科学が集まってた。
そうこうしてるうちにショーの時間。さっき入り口で中野のことを笑った奴がダンスを始める。悔しいけどかっこいいぜ。特に関節部分の機械むき出しなところとか、腰から下にぽっかりと開いた空洞とか。
大学の研究生と思しき人と軽く踊るロボ。どうやら軽く押したらそれを感知して動く仕組みになってるらしいんだけど、その凄さはあまり伝わらなかった。理屈としては、楽太郎師匠がやってたコマーシャルのパワーアームみたいなもんらしい。
この後さらに、月面とかを走って映像を送る車型ロボットと、災害時に瓦礫をよじのぼって進むキャタピラのロボットと、表面の毛を震わせて進む蛇型のカメラつきロボットと、なぜかセグウェイが紹介されたんだけど、絵的に凄さがわかりにくいので、省略。
それよりも、その実用ロボットの説明をしている隙に、ダンスロボットの充電を始めていたんだけど、その充電プラグを挿す場所があまりにもひどかったので、隠し撮り気味に撮影しておきました。ズームしてこっそり撮ったので画質はひどいけど、見てください。
わかりにくいけど、股間にコードをぶっ挿しているようにしか見えません。どうやら作業してる人もこれはひどいと思ったのか、ポスターで隠しながら充電してました。
人に似ちゃってるために起こった事態だ。これはもしかしたら人型ロボット研究におけるひとつの問題点かもしれない。