ちょっとしたようで渋谷に行き、その帰りに地下鉄に乗った。中野はパスネットユーザーなので地下鉄の乗り降りはラクだ。
改札を抜けてふと見ると、カードを使ったほうが改札がラクですよという旨のポスターが貼られていた。今まさにその恩恵にあずかった身としては、なるほどと頷いてしまう。しかしそのポスターは、ただ頷くだけでは済まされないものだった。
どういったらいいのだろう。再放送アニメの最後「来週もまた見てね」の表示画面のような、ちょっと違う感が全体的に漂っている。あのテレビ東京の人が無理やり似せて描いたアニメキャラの、あの感じだ。
わざわざ絵にしなくても語れることなのに、絵で描く。だけど確かにこの絵はわかりやすい。絵とはそもそも記号であり言語であり、つまりはロゴスとして機能せねばなるまい。ならばこの絵が優れていることは言うまでもない。
なぜだろう、よく言われる綺麗な絵よりも、こういう絵のほうが中野は魅力的に思える。確かに、この絵は大して上手い絵とも思えない。でも、上手下手と魅力的かどうかは全然別の問題だ。