中野は耳掻きが大好きだ。これはもう、耳を持っている人間だったら例外なく好きだろうが、その中でも特に耳掻きが好きなんじゃないかと思う。
耳掻きの快楽とは、耳がきれいになった爽快感だけではない。耳の中の皮膚が刺激される快感こそが、耳掻きの真髄ではないか。
実際中野の耳は乾燥した耳垢ではないので、耳掃除をする時は麺棒中心だ。綿棒で耳の中を十分きれいにしたあとで、耳の中に耳掻きを突っ込んで思う様掻きむしる!ああ、なんて快楽。
たとえば耳の中が痒い時に耳を掻くことが許されなかったら、中野は気が狂って死ぬんじゃないか。いや、中野だけではあるまい。たとえランボーでもこの拷問には口を割ることだろう。
尿意と耳の痒さが同時に責めてきたら、それがたとえどれほど激しい尿意であったとしても、先に耳の中を片付ける。耳掻きの優先順位はそこまで上だ。
便意だった場合は、便器に座って気がすむまで耳を掻く。2つの欲求を同時にクリア。
つまり、今まさに耳掻きがどこに行ったかわかんないんだよ!ほぎゃーーーーーー!!!!どこにあるんだよー!!!誰か教えてくれー!!!
でも、麺棒が入る巨大な耳の穴を想像してワラタ。