中野の鼻
ナビゲーションバーへジャンプ
カラスヤサトシの絵馬発見
中野のカラスヤサトシ好きを知る人から、神田明神にカラスヤサトシの絵馬があったという情報をもらい、早速見に行った。
おお、これはまさしくカラスヤサトシの絵馬!…というかなんか願い事が多くないか。ちょっと欲張りすぎだろ!でも「しめ切り破ったらバチを与えてください」ってあたり、カラスヤサトシ氏の真面目さとMっぽさがリアルに感じられる。
何気なくほかの絵馬も見てると、こんなものもあった。
あら、これはマガジンで「もうしませんから」を連載している西本英雄氏の絵馬。普通に交通安全とか書いてるからスルーしそうになった。
さすが神田明神。漫画家さんの絵馬が普通にあるとは。
…と思って今調べてみたら、
good!アフタヌーンの編集ブログでそのことが書かれていました。
編集チーフの真夜中の事情 ヒット祈願、いってきました!!
なるほど。そういうことであったか。
…それにしてはカラスヤ氏の絵馬では「good!アフタヌーンがものすごく売れますように」って最後にちょっと書いてあるだけだし、西本氏の絵馬にいたってはgood!アフタヌーンについて何も書かれていないし!どうなってるんだ二人とも!
そんなgood!アフタヌーンは11月7日に創刊だそうです。中野は買います。皆さんにもお勧めしておきます。
追記:今月のアフタヌーンのカラスヤ氏のページで、この絵馬の話が掲載されていました。先に書いちゃってなんか申し訳ない…。
男の運動会漫画
10月といえば運動会シーズンだ。それは何も小学校や中学校だけでなく、実にさまざまな世界の人々が運動会というフェスティバルを楽しんでいるのだ。
それを証明しているのが、今週の漫画ゴラクに掲載されている特別読みきり「極道運動会」だ。極道と呼ばれる男たちによる、血で血を洗うスポーツ決戦。運動会に魂を燃やす極道たちの姿が描かれています。
おそらくは日本のどこかで実際に行われた極道運動会にひそかに忍び込んで取材をした、いわゆるルポ漫画と呼ばれる部類のものなのでしょうが、作者の圧倒的技量がそれを感じさせない作品に仕上げています。
…もうね、この見開きを開いた瞬間に噴き出したよ。面白すぎだ。
極道家業は命がけ。なにもそれはシノギに限ったことではない。たとえ運動会であったとしても、男と男の戦いはいつだって命がけなのだ。
一人の男が、棒を守って死んだ。確かに競技は棒倒しだったが、江田が守ったものは棒じゃない。男として、どうしても譲れない何かがそこにあったのだ。
…なんだこの漫画。極道なのに地獄のエンゼル。しかもなんか「ル」だけ小さい意味もよくわからん。
古くは古代オリンピックであるオリンピュア祭典競技会でも行われたという、由緒正しき男の対決様式、綱引き。当然21世紀の極道にとっても、この闘いに負けるわけには行かない。
しかし、このままでは敗北が決定してしまう!ちなみに右側が主人公。
しかし!ここでまさか敵の頭の血管から大出血!そう、この男もまた、男として譲れない何かを抱えてこの闘いの場に挑んでいたのだ!
…まさかの展開。普通頭からこれくらい出血するほどに綱引きでリキんだら、どう考えても先にほかの場所から出血してると思うのだが。
そうして極道運動会の優勝が決定するのだが、極道的にそんな拾い物のような勝ちで納得できるものなの?
そんな今週のゴラクに掲載されている読みきり漫画。かなり適当に紹介したのでアレだけど、読むと意外とちゃんとしてるのでぜひとも読んでみるといい。
やはり中野も30を過ぎて、漫画ゴラクとか漫画サンデーとかが面白く感じられるようになった。漫画読みとしてのレベルが上がったということかもしれない。ヤクザ漫画が多いのが気になるけど、それゆえに極道運動会のような作品にも出会える。
やはりみんなもゴラクを読もう。いわゆるおっさん漫画誌を読もう。きっと予想外の面白さにびっくりするはずだから。
新宿紀伊國屋アドホックにて
紀伊國屋書店の漫画売り場であるアドホックを見ていたときに発見したもの。
…わざとやってるだろこれ…。
悪意があるとしか思えない配置にちょっと惚れそうになる。悪意も含めて、ここの店員は漫画のことをわかっているな!と思わせる。
と思ったけど、もしかしたら違うのかもしれない。
これ、もしかしたら何の悪意もなく、素直な気持ちで「ちゃんと並べておいてあげないと」と考えて置いたんじゃないかという気がしてきた。同じ親を持つ兄弟漫画みたいな感じで。板垣恵介の餓狼伝と谷口ジローの餓狼伝を並べておくみたいなノリで。
みんな、いいかい?イキガミと生活維持省は内容が似てるだけだよ!ライオン王とジャングルの大きな帝みたいな感じ!
今週のふぐマン
今週のスーパージャンプのふぐマンを開いて、あまりのできのよさに噴いた。
「フグ中毒!」
……狙ったろ、編集部…。
ふぐマンが注目だ
スーパージャンプで徳弘正也氏が現在連載している「ふぐマン」という作品。ターちゃんの後、「
狂四郎2030」や「
バンパイア」を連載し、ストーリー重視の漫画にシフトしてしまったと思われていた徳弘氏が、10数年ぶりに描くギャグ漫画だ。
美女の前では上がり症のため、全く話が出来ない男・虎ノ助が主人公。
いつも美女の前では話が出来ずに、ダッチワイフを彼女に38年間童貞を守り通すことに。
しかし虎ノ助は超一流の科学者、友人の勧めでモテるために遺伝子組み換えを行うことに…
連載開始前に発表されたストーリーはこんな感じ。
現在虎ノ助は、虎の遺伝子を体に組み込むはずが手違いで虎フグの遺伝子をゲット、気づかずに自信に満ちたまま女性と初のキスを体験する。実はこのとき、唾液にテトロドトキシンが含まれていて女性は毒で痺れるのだが、この痺れを違う痺れだと勘違いしてそのまま関係を持ったりする。
もしも他人の体内に虎ノ助の体液が一定量以上混じってしまったら、死んでしまう!やばい!どうする!どうなる!
その女性とそのまま童貞喪失体験も果たすのだが、女性は死なずにすむ。きっちりコンドームを装着したからだ。
つまり、この「ふぐマン」という漫画は、避妊具の重要さを伝える作品なのではないだろうか。確かに今まで性をテーマにした漫画はいくつもあったし、それこそ徳弘氏の得意ジャンルだ。しかしそれらの漫画で避妊について語られたケースをあまり知らない。あってもさらりと触れるだけだった。
現在漫画アクションで「
鈴木先生」が避妊についてドロドロとした話を展開している。ほかにも避妊について触れる作品というのはどこか重さを感じなくもない。そう考えると避妊の重要性をギャグで描いた漫画はもしかしたらこの「ふぐマン」が最初になるかもしれない。
史上初になるかも知れない、避妊ギャグ漫画。
正直言えば「バンパイア」の近未来編あたりはちょっとついていけなかったが、「バンパイア」昭和編と「狂四郎2030」であれだけの物語を生み出しつつ、ギャグも忘れなかった徳弘氏の久しぶりのギャグ新連載。
これは期待せざるを得ない。なんとなく短命そうなところも含めて。
カラスヤサトシ「おのぼり物語」を読もう
カラスヤサトシの「
おのぼり物語」を読んで、非常に感動してしまった。よもや4コマ漫画でここまで感動させられてしまうとは。まんがくらぶ連載時から感動的な内容ではあったが、単行本としてまとまるとここまでの力を得るのか。
これは、カラスヤサトシ氏の最高傑作かもしれない。
カラスヤ作品の魅力とは、笑いの向こうに透けて見える闇だと思う。そしてその闇がすべてカラスヤ氏の体験談であることの凄味と臨場感。その凄味をなんでもないことのようにさらりと描いてしまうことも。
今作品は、今までと反対側からの視点で見た、もうひとつのカラスヤサトシだと思う。闇の向こうに見える面白さ。いや、もっと接近して、闇のなかから見た面白さなのかもしれない。これはカラスヤ氏の視点なのか。
今までのカラスヤ作品は、カラスヤ氏本人の奇行などを、読者の目をしっかりと意識して紙の上に再現しているような、プロの手によるエンターテイメントであった。今作はそこをあえて覆し、それでもやはりプロの仕事としてきっちりと仕上げている。いやこれがプロとして仕上げようとしたものなのかカラスヤ氏の才能によるものなのかは判断つかない。
なんとなく上京したカラスヤ氏の不安と孤独と闘争。今までの作品では匂わせるにとどまっていたそれらの要素を中心に、漫画「カラスヤサトシ」の再誕生だ。
その孤独や不安を、そのままに感じそのままに描くその姿勢に、「咳をしても一人」「墓の裏に廻る」などの自由律詩を残した尾崎放哉を思い出した。さらにそこに、カラスヤ氏独自の世界が加わり、ひとつの文学と呼べるものになっている。
といってもやはりカラスヤ作品なので、カラスヤ氏らしい独自の笑いはいくつもあり、軽い気持ちでも読めるだろう。しかし、この本に潜む力は普通は見逃せないと思う。
ぜひとも一度は読んでほしい。本当は「とにかく買え」と言いたい所だが、まずは読んでみるところからはじめるといいと思う。漫画で描かれた詩集であり、4コマの形に最適化された文学だ。
ちょっと誉めすぎたかもしれん。読んだ直後の興奮状態で書いたからなあ。
飲茶と乳
駅で発見した、ドラゴンボールDSの広告。
ヤムチャさん、ちょっとチチの尻を凝視しすぎじゃないですか…。
うーむ、なんと言うロンリーウルフ。さだめのヤムチャ。幼女風風拳。なんとなくブルマと結婚したのがヤムチャではなく異星の王子様だったりする理由が理解できた気がします。
注目の三国志漫画
中野は三国志にまるで興味がない。「蒼天航路」が三国志漫画として大ヒットしたことは知っている。同じ作者が昔アフタヌーンで描いていた「地獄の家」は好きだったがやはり蒼天航路は途中で読むのを止めてしまった。ただ、第1話に「地獄の家」の主人公北晴郎が出てきたのにはテンションがあがったが。
そんな中野だが、どういうわけか目が離せないでいる三国志漫画がひとつある。三国志漫画と呼んでいいのかどうかわからないが。
それが「
風俗三国志」だ。掲載紙は「本当にあったHな話」という、タイトルどおりの雑誌。風俗店に行くこともない中野だ、普段ならこんな雑誌は手にとることもないのだが、偶然この漫画の第1話を発見してしまったのだ。
孔明!知略に長けるこの男は、風俗においてもその頭脳を遺憾なく発揮しているのだ!
基本的な話の流れは、どこかで見たことがあるような方々が自らのリビドーを資本主義精神にのっとってスマートに解消したいと願い、そこに颯爽と現れた風俗軍師孔明が知恵を貸す、というもの。
風俗におけるさまざまなポイント、たとえば店選びのコツや風俗嬢に対するマナーなどを、三国志のノリで孔明が伝授。そして実践した結果、下半身の乱世を統べていくわけだ。
このような中野でもわかるレベルの三国志ネタもしっかりと織り交ぜてある。というか三国志オンチの中野では気が付かなかった、三国志ファンならぐっとくるようなネタもきっといくつも含まれているに違いない。
おそらくは原典を知らなくても楽しめて、さらに原典に詳しければなお楽しい。そんな優秀なパロディ作品なんじゃないだろうか。原典に詳しくないから中野には判断できないけど!
「愛撫百遍女自ら動く」
このページの下部では、孔明がこの言葉の解説をしている。この教えを守れば風俗戦況がどのように展開していくのか。まさに軍師!というかこの、どこかで見たような人たちが風俗プレイを嗜んでいる姿だけでちょっと笑える。
本当に風俗にも三国志にも興味がない中野にも楽しめる、そんな三国志漫画であり風俗漫画でもある風俗三国志。もしかしたらマジの三国志ファンが見たら楽しむどころかブチ切れ金剛かもしれないが、ここはひとつ三国志というジャンルの奥深さの証明としてこの作品を認めることこそが本当のファンのとるべき態度なんじゃないだろうか。と、それっぽいことを言ってみる。
とりあえず三国志好きもそうでない人も一度は読んでみるといいんじゃないだろうか。内容が内容なので立ち読みできないようになってるけど。しかも買うのにもなんとなく抵抗がある人も多いだろうけど!
小学館の原稿紛失問題の重要な手がかり?
今号のマガジン目次ページより。
南国の返却原稿を整理していたら大変なモノを見つけてしまったあー これは他の作家さんの原稿だー どーしよう(銭型風に)
…ちょ…、久米田…ッ!!
エロ漫画を開いたら組長がいました
ふとした機会で開いた「万引き少女全裸謝罪」という、なんともいいがたいエロ漫画をぱらりと開いたところ、見覚えのある人がそこにいました。
か…
垣原組長…ッ!!
キックビームと鳩の糞でビルから落ちてなくなられたものだとばかり思ってましたよ!生きてらしたんですね!!
え?見出して?…垣原組長、編集者みたいな仕事もやってたんですか?と思ってよく見ると、名前は槙原さん。こ、こいつは偽者だ!!
漫画の内容はといえば、すっかり売れっ子になった作家金谷ひとみのところに、昔ちょっと世話をしただけの業界のダニのような編集者槙原がやってくるというもの。実はそのむかし、金谷と槙原には肉体関係があって、金谷にピアスの味を仕込んだこともある。
でも、業界内での槙原の評判があまりにも悪いので、距離を置くようになったところ、急に作家活動がうまくいった。そのことが槙原は気に入らないご様子。そのまま半ば強引にエロスシーンに。
名前は槙原と名乗っているけど、あまりにも垣原組長そっくり。口の横が裂けてないことや顔の傷がないことをのぞけば外見はまったく同じ。ピアス趣味なところも。おそらくは一郎二郎に口を裂かれる前の、いわばヤング垣原雅雄といったところか。
でも、垣原組長はこんな子悪党じゃないし、そもそも通常のエロマンガなんかに登場できるようなノーマルな性癖の持ち主じゃない!!
まあ、この作者が何を思って垣原組長を登場させたのか真意はわからないけど、きっと抑えられない組長へのリスペクトがそうさせたのであろう。気持ちはわかる。きっと垣原組長(本物)も笑顔で許してくれるだろう。
許してくれなさそうです。
«Prev ||
1 |
2 |
3 || Next»